誤送金 有罪

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誤送金 有罪判決についての感想

２０２２年に話題になった４６３０万円の誤送金問題で、被告に有罪判決が出されました。（地裁レベル）

ここで問われた逮捕罪名は電子計算機使用詐欺罪

これは、この犯罪は、コンピューターにうその情報を入力してうそのデータを作り、これによって、財産上の利益を得ることにより成立するという詐欺罪です。

間違って振り込まれた金を引き出す行為とはちょっと合わない違和感を感じますが、ここで問いたいのは、なぜ詐欺罪を逮捕罪名とはしなかったのか？です。

被告がオンラインカジノをしていたのは間違いないはずなのですが、その点は一部のマスコミでセンセーショナルに報じられはしたものの、裁判では問われなかった（と思います）

そこは問わずに詐欺罪が問われた。

これは、誤送金をしてしまった側が、資金回収したいというのが目的だから、とすればわからなくはないのですが、今一つしっくりしない部分が残ります。

個人的には、ここがグレーゾーンといわれる所以ではないのかなと。

海外で正規のライセンスがあるオンラインカジノを日本国内でプレーするのは、それを処罰する方がない。したがって合法ではないが違法でもないということを裏付ける事件と裁判なのかなと思っています。